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綿向雑感(2月)

[2015年2月1日]

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綿向雑感(2月)

 ♪麦は泣き麦は咲き明日へ育ってゆく♪中島みゆきの力強い歌声で始まるNHK連続テレビ小説「マッサン」。ニッカウイスキーの創業者をモデルにしています。主人公のマッサンは大正時代にウイスキーつくりを学ぶためにスコットランドへ、そこで出会ったエリーと結婚。サントリーをモデルとした鴨居商店で働き京都の山崎で初の国産ウイスキーを製造。その後、鴨居商店を離れ、昭和15年、北海道余市でニッカウヰスキーを製造販売。苦難を乗り越え国産ウイスキーの製造に挑戦する姿に感動します。あの時代の国際結婚も驚きです。

 この頃、満州事変が勃発、日本は中国との「15年戦争」に突入。昭和7年、傀儡の満州国を建国。昭和12年から「満蒙開拓団」を「派遣」し「満蒙は日本の生命線」としました。ところで、昨年の大晦日、大正生まれの伯母さんが大往生。伯母さんは、昭和12年、23才で「満州の花嫁」として開拓団の男性と結婚。満州に渡り3人の子供をもうけました。しかし、昭和20年敗戦。命辛々帰国しますが乳のみ子にとって逃避行は過酷であり、一番下の子は、やむなく「満州人」に託されました。いわゆる中国残留孤児です。伯母さんは満州に残した我が子のことを常に思い消息を探っていました。そして、平成になって、我が子とその家族を京都に迎えました。葬儀には、子供、孫、曾孫をはじめ縁者が集まりお別れをしました。波乱万丈の人生でしたが、盆や正月に上迫の実家でみる伯母さんはいつも気丈で長女の気構えを感じました。

 今年は、戦後70年。「二度と戦争をしない」という誓を再確認する年です。中日新聞が「戦後レジーム(体制)からの脱却」とは「戦前レジームの構築」、「積極的平和主義」とは「消極的戦争主義」と「解説」していました。今を「戦前」と呼ばれる時代にしてはなりません。歴史を逆戻りさせることなく平和な社会を築くために力を合わせましょう。

 広報ひの2015年2月号掲載

日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

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