ページの先頭です

綿向雑感(8月)

[2017年8月1日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

綿向雑感(8月)

 NHK朝ドラ「ひよっこ」も後半になりました。これまでの朝ドラと違い主人公が「活躍」したり「出世」したりするのではなく、主人公は「普通の人」として周りにいる人たちに溶け込んでいます。「普通の人」がそれぞれの思いや悩みをもちながら真面目に生きていく姿が描かれています。

 主人公の叔父の宗男は「普通」の農家の次男坊です。徴兵されビルマの山岳地帯からインド東北部を攻撃する「インパール作戦」に参加。武器弾薬も食料も十分に補給されない無謀な作戦。歩けなくなれば置いてきぼりになり死に至ります。日本軍の退却ルートは「白骨街道」とも言われました。宗男は、戦場でイギリス兵と出会い銃を構えますがお互いに「見逃し」、死を免れます。そのイギリス兵とビートルズが重なりファンになりました。窮地の戦場の臨場感と命の大切さが伝わってきます。

 夏8月、ヒロシマ、ナガサキ。「普通」に暮らしていた何万もの人々が亡くなりました。国連では日本政府や核保有国などが「反対」しましたが「核兵器禁止条約」が採択されました。核兵器廃絶は、唯一の被爆国である日本をはじめ世界中の「普通の人」の共通の願いです。「普通の人」が政治を大きく動かしたのは東京都議会選挙。自民党が「歴史的惨敗」。加計学園・森友学園問題、共謀罪の強行など驕りに対する批判とともに「秋の臨時国会に自民党憲法改正案を提出する」と表明し「憲法を変える」ことに執着する首相の姿勢に対する批判も根底にありました。そもそも、憲法99条には首相はもちろん議員や公務員の憲法遵守義務が規定されているのです。

 青い夏空、白い入道雲、ヒマワリの花、蝉の声・・・「終戦記念日」「戦没者追悼式」、二度と戦争をしないと誓う日。今年は日本国憲法施行70周年。憲法改正、共謀罪、教育勅語、安保法制、特定秘密保護法、集団的自衛権・・・戦前回帰をめざすような動きに対し、平和を願うたくさんの「普通の人」の団結の輪を広げましょう。

 

広報ひの2017年8月号掲載

日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

お問い合わせ

日野町役場企画振興課秘書広報担当

電話: 0748-52-6550 ファックス: 0748-52-2043

E-mail(メールソフトが起動します): kouhou@town.shiga-hino.lg.jp


綿向雑感(8月)への別ルート

Copyright (C) Hino Town All Rights Reserved.