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綿向雑感(4月)

[2018年4月1日]

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綿向雑感(4月)

 先月アメリカのメリーランド州からギューリックさん夫妻が来訪され、日野小学校にティナというお人形を贈呈いただきました。日野小学校には、メリーちゃんという人形があります。昭和2年にアメリカから日本全国に送られた12,739体のうちのひとつです。当時、日米間で緊張が高まる中で国際親善を図ろうと民間の人達の力で行なわれたものです。ギューリックさんは当時の取り組みをされた方のお孫さんにあたります。メリーちゃんのように現存している人形は県内で4体だけです。太平洋戦争中、アメリカは敵国であり「鬼畜米英」にかかわるものを持つことは「非国民」の烙印(らくいん)を押され難しいことでした。メリーちゃんは、誰かが「かくまった」おかげで廃棄されずに残ることができたのだと思います。

ところで、「ミサイル発射実験」や「核兵器開発」を強行する北朝鮮に国際社会から大きな批判と危惧の声が高まり、経済制裁などが実施されてきました。韓国は「武力衝突は避ける」という強い意志をもって仲介にあたり、平昌(ピョンチャン)オリンピックを契機に米朝会談の開催が予定されるなど緊張緩和の兆しがうかがえるようになりました。「対話は無駄」としてき日本は、こうした米朝韓の動きから取り残されたようにも見えます。3月にアメリカのトランプ大統領が外交を担当する国務長官を解任するなど楽観はできませんが米、朝、韓と日、中、露による「6か国協議」で平和的な議論が進むことを期待したいと思います。

一方、日本では北朝鮮のミサイル問題をきっかけにこれまで「専守防衛」の立場からできないとしてきた空母や巡航ミサイルを保有しようとしています。こうした動きと呼応して憲法の平和主義を骨抜きにする憲法9条改定が政府与党で議論されていることは看過できないものです。

暖かい陽射しをうけて校庭の桜が満開になり、新入生の皆さんが希望に胸を膨らませて入学です。ひとりひとりが大切にされる、自由で平和な社会を築くために力を合わせましょう。

 

広報ひの2018年4月号 掲載

日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

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