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綿向雑感(6月)

[2018年6月1日]

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綿向雑感(6月)

 

 毎朝、NHK朝ドラ「半分、青い。」を楽しくみています。ディスコ、マハラジャ、お立ち台、30年前の華やかな東京。岐阜出身の主人公の友人の律(りつ)と北海道出身の友達は「西北大学」1年生、ふるさと訛(なまり)を封印し女友達とお付き合い、青春を「謳歌(おうか)」しています。

 主人公の楡野鈴愛(にれのすずめ)は、漫画家の秋風羽織(あきかぜはおり)の事務所に弟子入り。鈴愛は、小さい頃に病気で聞こえなくなった左耳のことをちょっぴり気にしながらも明るくて快活です。事務所には通称ボクテと呼ばれるアシスタントがいますが「ゲイ」(同性愛者)です。障がいがあることや性的マイノリティの存在が「普通」に描かれています。ひとり一人に個性があり、人として尊重されることが大切です。

 昭和22年3月に公布された教育基本法の前文には「個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期する」とあります。戦前の教育が個人の尊厳よりも国家に奉仕することが優先され、真理の追究よりも国家に有用なものが真理とされ、結果として軍国主義国家に陥った苦い歴史の反省の上に立っています。

 先月、「滋賀九条の会」主催の「滋賀・憲法のつどい」で前文部科学事務次官の前川喜平(まえかわきへい)氏の講演を聞くことができました。「この(日本国憲法)理想の実現は、根本において教育の力にまつべきもの」(前文)とありますが、前川氏は憲法と教育についての話を縦横無尽に広げられました。今、国会では加計学園の獣医学部新設が「首相案件」だったのではと注目されていますが「総理のご意向」であったと指摘したのが事務次官であった前川氏でした。首相秘書官や財務省の官僚の「あったことをなかったことにする」発言に国民が辟易(へきえき)するなかで筋を通した前川氏は大いに光って見えます。

 水田の早苗がすくすくと伸び、転作田の麦が黄金に輝いてきました。その上をスズメが自由に飛び交っています。のどかな風景です。自由であること、平和であること、「理想」の社会を実現するために力を合わせましょう。

広報ひの2018年6月号 掲載
日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

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