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綿向雑感(11月)

[2018年10月30日]

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綿向雑感(11月)

 NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の舞台は明治元年1868年。王政復古、江戸城無血開城、そして会津(あいづ)戦争へ。徳川幕府に最後まで忠誠を尽くした会津藩。平成25年の大河ドラマ「八重(やえ)の桜(さくら)」では、会津若松(わかまつ)城に籠城し新政府軍を迎え撃つ綾瀬(あやせ)はるか扮する山本(やまもと)やえが主人公。城の大手門へつながるメインストリートは、かつて「日野町通り」と呼ばれ、今は「甲賀町通り」。その甲賀町通りで明治元年9月22日会津藩は新政府軍に降伏。毎年この時期に開催される「会津まつり」には「蒲生氏郷公ゆかりネットワーク」のご縁で参加しています。

 明治維新で幕藩体制から天皇が統治する中央集権国家へ変わりました。明治4年「廃藩置県」で設置された県には中央政府から知事が派遣されました。欧米列強に追いつけと「富国強兵」「殖産興業」が推し進められ、明治27年日清戦争、明治37年日露戦争と突き進みました。明治維新から150年、前半期は戦争にあけくれ、そして敗戦。戦争の反省から制定された日本国憲法には「地方自治」が新たに規定されました。地方自治は「民主主義の学校」とも言われますが知事や市町村長は直接、住民から選ばれ国の下部機関ではなく自治を行うことになりました。

 ところで、先月行われた沖縄県知事選挙では、死去された前扇(お)長(なが)知事の辺(へ)野(の)古(こ)への基地建設に反対の意志を引き継ぐ玉城(たまき)デニー氏が当選。沖縄県民の世論を無視し基地建設を国が強引に進めることは「地方自治の本旨」に反するものです。選挙中に官房長官が三回も沖縄入りし、中央政権の権力によって選挙に「介入」したのは「異常」です。沖縄は「琉球処分」、「本土決戦の捨石」、米軍の占領、そして今も日本の米軍基地の面積の7割が集中しています。沖縄で地方自治と民主主義が尊重されなければなりません。「民のために政がある」。西郷どんの思いの原点です。11月3日は「文化の日」、自由と平和とを愛する文化国家を建設するために力を合わせましょう。

広報ひの2018年11月号掲載

日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

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