ページの先頭です

綿向雑感(2月)

[2019年1月30日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

綿向雑感(2月)

 

 年末から綿向山はずっと雪化粧(ゆきげしょう)。静かに町を見守っているかのようです。綿向神社の神様の使いがイノシシと言われています。イノシシ年の初夢を乗せて500台を超える観光バスで初詣客が来られました。お正月という節目に「今年も頑張ろう」と決意を新たにすることはいいことです。

 ところで、「平成最後の〇〇」とよく言われます。5月1日「改元」です。元号の最初は、飛鳥時代の「大化」だそうです。歴史の教科書には元号を使った出来事がでてきます。「大化の改新」は大化2年。鎌倉時代の蒙(もう)古襲来(こしゅうらい)(文永の役)は文永11年、江戸時代の享保の改革は享保元年などです。改元は、疫病の蔓延(まんえん)や災害発生などを契機にも行われ、天皇の即位に合わせてのみ行われるのは明治以降のことです。政治の舞台では、平安時代までは天皇制による政治が行われていましたが鎌倉時代から江戸時代末までは、武家による幕府が政治を行いました。明治維新で薩長連合軍が「錦(にしき)の御旗(みはた)」を掲げ「官軍」となり討幕、中央集権国家に転換しました。明治憲法では「天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ」と神格化され、戦前は「現人神(あらひとがみ)」とも言われました。戦後は、「天皇は、日本国の象徴」とされ、「人間宣言」が行われました。

 ところで、年末の天皇誕生日の記者会見で「天皇陛下」が「日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求め」、「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていく」、「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」などと話された言葉はとても意義深いと思います。戦前、戦中、戦後の時代を生きられた先の昭和天皇の姿を見てこられただけに平和や憲法の大切さが身に染みておられるのだと思います。

 年明け早々、安倍首相が憲法の改正に「決意」を示すとともに沖縄県辺(へ)野(の)古(こ)の海の埋め立てを強行しています。元号は、昭和、平成から新元号に変わっても平和主義を掲げた戦後の歩みを真直(ます)ぐに進めるために力を合わせましょう。

 

 広報ひの2019年2月号掲載

日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

お問い合わせ

日野町役場企画振興課秘書広報担当

電話: 0748-52-6550 ファックス: 0748-52-2043

E-mail(メールソフトが起動します): kouhou@town.shiga-hino.lg.jp


綿向雑感(2月)への別ルート

Copyright (C) Hino Town All Rights Reserved.