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綿向雑感(12月)

[2019年11月27日]

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綿向雑感(12月)

 

 鎌掛地区の「ふるさとの絵屏風(びょうぶ)」が完成しました。中学生や高校生を含む実行委員会の皆さんが約1年かけて作成されました。耕運機、手植えの田植え、稲のはさがけ、結婚式、亜炭鉱、オオサンショウウオなど昭和30年代の懐かしい風景や民俗が描かれています。当時の燃料は割り木に柴が中心。木を切り、枝や松葉は柴に結い、幹は短く切って割り木に。小学校の頃から斧(おの)を使って割り木にしていました。茅葺(かやぶき)屋根の屋根裏のツシに柴と割り木を吊り上げ貯蔵しました。風呂(ふろ)焚(た)きは子どもの仕事でもありました。

 NHKの朝ドラ「スカーレット」でも子どもが風呂焚きをするシーンがあります。ちなみに主人公の川原(かわはら)喜美子(きみこ)の友達の通っている高校は、ロケで旧鎌(かい)掛(がけ)小学校が使われました。主人公は信楽(しがらき)で陶芸家になりますが、信楽焼きを焼く窯には割り木が燃料として使われます。まだ改良されていない国道307号線の「七曲り」といわれる坂道をトラックに割り木を満載し運んだこともありました。信楽は、奈良時代の一時期(740年代)、紫(し)香(が)楽宮(らきのみや)という都がおかれ、信楽焼も鎌倉時代頃から発展してきた、歴史と伝統のある町です。

 ところで、日本弁護士連合会が平成の合併による町村の人口推移を検証、同じような地域・規模の町村を比較し、合併した町村がしなかった町村より人口の減少率が激しいことを公表しました。国の「地方制度調査会」で議論されている「近隣市町で構成する『圏域行政』」は、合併に似ており小規模自治体の衰退につながると警鐘を発したものです。全国町村会も事実上の合併につながるとして法制化に反対しています。ちなみに旧信楽町の人口は、合併した平成16年と現在を比較すると20%の減。日野町は7%の減です。日野町の人口は今年度になり微増、仕事による転入が増えていることが要因と考えられます。全国には人口1,000人以下の村もあります。それぞれの地域の個性を生かし、元気な町をつくるために力を合わせたいと思います。

 

広報ひの2019年12月号掲載

日野町長 藤澤 直広 

  日野町長 藤澤 直広 

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