多重債務問題
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借金の返済に充てるために、他の金融業者から借り入れる行為を繰り返し、多重債務に陥ると、個人の知恵や努力だけでの解決はきわめて困難になります。
そうなった際、または、そうなる前に、信用できる機関へ相談することが非常に大切です。
- 貸金業者による取り立てをとめることができます。
- 借金の額を返済可能な額に減らすことができます。
- 住宅ローンを支払うことができれば、住宅を失わずに借金を整理する方法もあります。
■債務整理の方法
債務整理の方法には様々なものがあり、そこから、当事者の置かれた状況に適したものを選択します。ひとりで悩まず、まずは弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。
- 任意整理(弁護士などに貸金業者との話し合いを依頼する)
貸金業者と話し合いをして、借金の返済方法を交渉する方法。裁判所などを利用せず、当事者同士で話し合いをします。通常は、弁護士などに話し合いを依頼します。
- 特定調停(裁判所に仲介してもらい貸金業者と話し合う)
簡易裁判所を利用した和解交渉。弁護士などに依頼しなくても自分で手続きが可能です。ただし、話し合いであるため、貸金業者と合意ができなければ不調になります。
- 個人民事再生(裁判所の認めた計画に従って借金を返済)
定期的な収入があって、一定額を返済に充てられるなど条件があります。収入の範囲内で返済可能な計画を作り、裁判所に認めてもらったうえで、その計画に従って借金を返済します。手続きが複雑なため、他の手続きに比べると時間と費用がかかる場合があります。
- 自己破産(財産を差し出して借金は免除)
不動産・自動車などの財産をお金に換えて借金を返済し、それでも返せない分については免除してもらいます。最低限の生活資財を除き、住宅などの財産を失います。
■相談窓口
弁護士会・司法書士会とも初回の相談は無料です。お気軽にご相談ください。
いずれも、電話で予約をしたうえで、相談会場での相談となります。
滋賀弁護士会
予約電話:077-522-3238
滋賀県司法書士会
予約電話:(大津会場)077-527-5545 (彦根会場)077-527-5576