青雲之志　町長コラム（4月）

新年度

令和4年度になりました。日野町議会3月定例会では令和4年度当初予算についてご承認をいただきました。「新型コロナウイルス感染症対策」として、日野町がんばろうクーポン券などの商業支援、作付け転換助成や施設園芸支援などの農業支援、子育て支援としてフードドライブ事業の補助、小中学校の学習支援員の配置、高齢者施設へのコロナ検査費用の一部助成などを行います。

また、公共交通を見直す「わたむき自動車プロジェクト」では、通学バスの無料化や新たなバス路線設置の検討、各地域の交通のあり方についても議論をしていきます。そのほか、サテライトオフィス設置の補助、滋賀県立大学との協働学習事業、新規就農者への資材補助や、なり手不足が危惧される消防団員の出動報酬の増額、日野町の豊かな文化財を受け継ぐための文化財保存活用地域計画の策定などにも取り組みます。

福祉・子育てでは障害者総合支援事業の給付増、幼児教育・保育のあり方検討懇話会の開催など、ハード整備では国民スポーツ大会に向けた大谷公園野球場の改修や必佐小学校前の歩道新設などにも取り組みます。第6次日野町総合計画の2年目として、コロナ禍や人口減少など時代の変化に対応し、先人の想いをしっかりと受け継ぎ、持続可能な日野町をめざして誠心誠意取り組んでまいります。

さて話は変わりますが、さる3月20日（日）、わたむきホール虹にて令和4年日野町成人式を挙行しました。今年214名の方が新成人になられました。当日は天気もよく、晴れ着姿の皆さんのはつらつとした若さあふれるお顔を拝見し、大変心強く感じました。時代は大きな変化の中にありますが、新成人の皆さんにはご自身の人生を力強く生き抜いてほしいと思います。