ごみの減量化
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ごみは全て家庭や職場など日常の生活の中から排出されたものです。一人ひとりが考え、行動することでごみを大幅に減らせるはずです。
●ごみを出す前に…
ごみを処理するには電気やガス、石油などエネルギーを消費し、環境にも影響を与えます。環境を守るためには、汚れたところをきれいにすることは大切ですが、私たちが汚さないこと、ごみを減らすことがさらに大切です。
- 生ごみは、ほとんどが食べ物のかすや食べ残し。生ごみを出さないためには、残さず食べる習慣を。
- 生ごみの80%は水分です。水分を含んだ生ごみはよく水を切って捨てます。
- 庭のある家庭は、コンポストで生ごみを肥料に。コンポスト購入には町からの補助金もあります。
- ごみは、ていねいに分別してください。ペットボトルやびん、アルミ缶、スチール缶はリサイクル原料として生まれ変わります。
- プラスチックやビニールは長持ちします。汚れていても洗って何度でも使い、使い捨てはやめましょう。
- 引き出しの中に眠っている乾電池の中にもまだまだ使えるものがあるかもしれません。電池が使えるか電気屋さんで調べてもらいましょう。
- 粗大ごみは機械で細かく砕かれ、鉄などの金属が取り除かれた後は焼却炉で燃やされてしまう運命。修理すればまだまだ使える自転車や電気製品。ちょっとみがけばきれいになる家具など。粗大ごみにはこのようなものがたくさんあります。本当にいらないのかごみにする前に考える。自分がいらないものでも、友だちや親戚にほしいと思う人がいるかもしれません。
●買うときに…
ごみを増やさないコツは、買い物をするとき、できるだけごみの出ないものを選ぶこと。ごみになるものを買うことで、結局地球を汚してしまうことになります。
- ティッシュペーパー、紙やホイルの皿・コップなど使い捨て商品がたくさんありますが、これらはごみになってしまいます。便利だからといってむやみに使うのはやめましょう。
- お店では必要以上に包んでもらったり、袋に入れてもらったりしないようたのんでみましょう。自分の袋やかばんを持っていくのもよい方法です。
- プラスチック容器に入っているお菓子やおもちゃはなるべく買わないようにします。
- タダだからといって必要もない割り箸やプラスチックのスプーン、ストローなどをもらって帰らない。
- 詰め替えできる商品は、詰替用のものを購入。立派な容器を一度使っただけで使い捨ててしまうのはあまりにももったいない。
- 再生品を使うことも大切です。リサイクルされた商品が使われて、はじめてリサイクルが成リ立ちます。ノートやトイレットペーパーなど、リサイクル製品は数多く開発されています。
●リサイクルの心得10か条
- 混ぜればごみ、分ければ資源。リサイクルは徹底的な分別が大原則である。
- 過剰包装・使い捨て商品はごみのもと。
- 捨てる前に考える。他の誰かが使うだろう。他の何かに使えるだろうなど。
- 集団回収に協力を。
- 分別排出は、回収者の気持ちになってマナーを守る。
- ごみとして出すときも、分別を忘れずに。
- 使えるものは最後まで使い切る。
- 再商品化されたものや、エコマークのついた商品を使うようにする。
- 自分一人くらい問題にならないというところに問題あり。
- 「もったいない」という気持ちを忘れずに、ものを大切に。
Reduce | Reuse | Recycle | Refuse | Regenerate |
---|---|---|---|---|
リデュース | リユース | リサイクル | リフューズ | リジェネレイト |
ごみになるものを減らしましょう。 | ものをくり返し大事に使いましょう。 | もう一度資源として活用しましょう。 | 過剰包装は断りましょう。 | 再生品を使いましょう。 |
・本当に必要かどうかを考えて、使い捨てになるものは買わないようにしましょう。 | ・壊れたものは修理して使いましょう。 ・詰替え商品を利用しましょう。 ・フリーマーケット、リサイクルショップなどを活用しましょう。 | ・ごみと資源をきちんと分別して出しましょう。 ・地域の資源回収に参加しましょう。 | ・過剰包装は断りましょう。 ・買い物はマイバッグを持参し、レジ袋は断りましょう。 | ・再生品を使いましょう。 (再生紙、トイレットペーパー、ノートなど) |