近江鉄道日野駅は、大正3年に建てられた現存する数少ない木造駅舎です。
築100年を超えた駅舎は、老朽化が進み解体が検討される中、住民の皆さんが近江鉄道に協力を呼びかけ、たくさんの人に愛されてきた日野駅を100年先まで残し、町の玄関口としてにぎわいを創出するため、2016年11月に近江鉄道日野駅再生プロジェクトが始動しました。
部材の腐食がみられていた上りホーム待合所の上屋は、改修前の形や雰囲気はそのままに、電車を待つ人、電車から降りる人を安心して迎え入れられる上屋として再生しました。(2019年2月完了)
プロジェクト3年目は日野駅に関する歴史や再生以前の日野駅で実際に使われていた鉄道関係用品・資料を展示する鉄道資料展示室の整備、また、駅舎南側にかつて駅で貨車の入れ替えのために使用されていた「タッグローダー」を保存・展示しました。(2020年3月完了)
駅舎の再生により新たに併設した観光案内交流施設「なないろ」では、日替わりオーナーがカフェ等を出店されています。
詳しくは なないろホームページをご確認ください。
日野町役場企画振興課企画人権担当
電話: 0748-52-6552 ファックス: 0748-52-2043
E-mail(メールソフトが起動します): kikaku@town.shiga-hino.lg.jp
開庁時間 午前8時30分~午後5時15分(土日・祝日・年末・年始を除く)