青雲之志　町長コラム（10月）

　秋冷がさわやかに感じられる今日この頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。町長に就任をさせていただいて、今月で3か月目に入りました。この間、新型コロナウイルス感染拡大への対応をはじめさまざまなことがありましたが、無事に職務を務めさせていただいております。9月1日には日野町議会9月定例会が開会され、私自身初めての定例会であったことから緊張の連続でしたが、無事に閉会を迎えることができました。

　さて、今議会には、新型コロナウイルス感染症対策に関する予算を新たに計上させていただきました。まず、定額給付金（1人10万円）事業について、これまで対象となる新生児については今年4月27日までに生まれた方が対象でしたが、町独自に今年4月28日から来年3月31日までに生まれた新生児も対象として給付します。

　また、10月1日から始まるインフルエンザ予防接種について、県の補助金を活用して、高齢者と中学3年生以下の子ども、妊婦の皆さんには個人負担の軽減として1,000円の補助を実施します。私たちに身近な各公民館や保健センターにおいても、トイレ等に自動洗浄・自動消灯の機能を追加することで、極力、手で触れる部分を減らすようにしていきます。

　そして、選挙公約の一つでもありました「ふるさと納税制度」を活用した日野町の特産品・農産品のPRに関する予算も計上しました。日野町には美味しいお米や近江牛、日野菜をはじめ魅力的な産品が多くあります。日本全国の方々に日野町の魅力を知っていただくとともに、この機会を通して、日野町に興味を持っていただき、関係人口の増加につなげていきたいと考えています。新型コロナウイルス感染拡大の中で、地元経済に少しでもプラスになればとも考えており、コロナ禍を乗り越え、町を盛り上げる良いきっかけにしたいと思います。