日野菜
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:3704
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
特産品
日野菜(ひのな)
日野菜はその名が示すとおり、日野町を発祥地とするカブラの一種です。
室町時代の日野の領主 蒲生貞秀公が日野の鎌掛(かいがけ)という地域で野生の菜を発見し、その菜を漬物にしてみると色、味ともに風雅なものであったことから京の公家に贈り、時の天皇に献上され、天皇もこの漬物の美味しさに喜び、その公家を通じ和歌一首が貞秀公のもとに贈られました。
『近江なる ひものの里のさくら漬 これや小春の しるしなるなん』
これ以来この菜を「日野菜」と呼び、漬物は「さくら漬け」の名で親しまれるようになったと云われており、由緒正しい、歴史ゆかしい伝統野菜です。