青雲之志 町長コラム(2月)
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日野商人の誇りを感じる2月
2月5日は「近江日野商人の日」です。令和6年に日本記念日協会に正式登録されたこの日は、かつて日野商人たちが毎年集った「大寄り合い」の日に由来します。
他の近江商人と異なる日野商人の特徴は、「日野大当番仲間(おおとうばんなかま)」という業種を超えた商人組合を結成し、地縁で結ばれた仲間同士で協力して商いをしたことです。1680年ごろから約200年もの間、毎年2月5日に羽織袴姿で寺院に集まり、情報を共有し、課題を話し合いました。今日まで続く日野独自の町並みやお祭り、自治組織や文化風習などの多くは江戸期に形成されたもので、先人への感謝を忘れてはなりません。
今年の2月5日は、先人の行いに倣(なら)い、朝8時から町三役は紋付袴で馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)を参拝し、その後、幹部職員への訓示を行います。また商工観光課など一部の職員は、日野商人姿で執務を行います。役場をあげて、この特別な日をお祝いしたいと思います。
2月7日(土曜日)には、わたむきホール虹で「第4回近江日野商人サミット」を開催します。14時の開会後、京都大学名誉教授の佐伯啓思(さえき けいし)先生よりご講演いただいた後、現代版日野商人の皆さんによるトークセッションを行い、夕方からは懇親会「日野大当番仲間大寄合い」にて、日野商人ゆかりのお酒や郷土料理を囲みながら交流を深めます。
また、今回は関東圏の方々を対象に「ふるさと日野里帰りツアー」も並行して実施します。8日(日曜日)には、近江日野商人館、曳山体験、綿向神社参拝、郷土料理体験など、日野の魅力を存分に味わっていただく内容となっています。8日は日野のまちなかで恒例の「日野ひなまつり紀行」が始まる日でもあります。先人たちの「大寄り合い」を現代に蘇らせるサミットと、華やかなひなまつり紀行。この2月、日野の誇りと魅力を一緒に感じていただければ幸いです。

広報ひの2026年2月号掲載
日野町長 堀江和博

