青雲之志 町長コラム(1月)
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:7377
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和6年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は町政各般にわたり格別のご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。町長就任からはや3年半が経過しました。町民の皆様はじめ、関係諸団体・事業所、職員の皆様など、多くの方のお支えのおかげで今日まで務めさせていただいております。この場をお借りして心より感謝を申し上げます。
昨年春からはコロナ禍による制限もなくなり、4年ぶりに地域のお祭りなどの伝統行事や各種イベントが開催されました。いずれの催しも多くの方でにぎわい、本来の町の姿が戻ってきたことをありがたく感じています。一方、長らく実施をしてきました新型コロナウイルスワクチンの集団接種も12月16日に終了いたしました。今日までご尽力をいただきました医療従事者の皆様、日赤奉仕団の皆様はじめ、各関係の皆様に心より感謝を申し上げます。
さて昨年は多くの重要施策を前進させる年でもありました。車がなくても移動できる地域づくりのため、AIオンデマンド交通「チョイソコひの」の実証実験を南比都佐地区・中山地区にて開始しました。子育て支援では「高校生までの医療費無償化(入院費)」を実施するとともに、幼児教育・保育施設の今後のあり方についても大きく議論を進めました。教育分野においては不登校担当を設け、誰もが行きたくなる学校づくりの取り組みに着手しました。また、町が誇る文化財や歴史伝統を次世代に継承するための「文化財保存活用地域計画」の議論も佳境を迎えるなど、その他数多くの事業を進めることができました。
辰年の今年、コロナ禍を乗り越えた新しい年にふさわしい、皆が生き生きと元気に活動できる一年にできればと考えています。先人・先輩方がすばらしい日野町を今日まで受け継いでくださったように、時代の変化に負けず、力強く町を受け継いでいけるよう、本年も全身全霊で努力してまいる所存です。一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。新春の門出にあたり、町民の皆様方のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のあいさつにかえさせていただきます。
広報ひの2024年1月号掲載
日野町長 堀江和博