日野のフォト(令和7年5月)
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米づくりオーナー事業「いなか満喫 田植え体験」
5月10日(土曜日)、蓮花寺地先の田んぼで「いなか満喫田植え体験」が開催され、県内をはじめ近隣府県からの参加者51名が田植え作業を体験されました。
この事業は、桜谷地域農村RMO推進協議会が立ち上げられた「令和7年度産米づくりオーナー事業」の取り組みで、一口で60kgの玄米を受け取ることができる期間利用契約に申し込まれたオーナーや、ご家族が参加されたものです。
水稲の生育管理や刈り取り、乾燥、籾摺(もみす)りなどは耕作者が作業されますが、オーナーは生育状況を現場やSNSでいつでも見ることができ、一部の作業体験や、オーナー同士が交流できる事業となっています。
日野町の住民にとっては身近な風景である農村景観ですが、都市部にお住まいの方々にとっては新鮮に映り、農作業も特別な体験として楽しんでおられました。
なお、秋には「稲刈り収穫体験」を計画されています。

参加された皆さん

西大路小学校の3年生「北山茶(きたやまちゃ)」の学習
5月13日(火曜日)、西大路小学校の3年生が、木田製茶・滋賀県東近江農業農村振興事務所・JAグリーン近江・地域の方の協力を得て、町の特産品である「北山茶」の学習を行いました。
児童たちは、午前中に茶畑に出かけて茶摘みを体験しました。「摘むときに良い音とお茶の香りがする」と話し、楽しそうにたくさんの茶葉を収穫していました。
昼食として西大路公民館で「生茶葉の天ぷら」などのお茶を使った料理を試食し、「めっちゃおいしい!」とおかわりをする児童もいました。
また、午後には製茶工場で煎茶の製造工程を見学し、一日を通して、ふるさとのお茶について多くのことを学びました。
茶摘みを体験する児童たち
昼食は「生茶葉の天ぷら」や「ほうじ茶の炊き込みご飯」など地域の方の手料理

製茶工場見学の様子

南比都佐・鎌掛公民館合同主催「HOLY MARKET(ホーリーマーケット)」
5月18日(日曜日)、南比都佐小学校のグラウンドで「HOLY MARKET」が開催されました。
「隣り合う2地区で協力して地域を盛り上げたい。フリーマーケットで地区内外のコミュニケーションも期待できる」との思いで企画され、フリーマーケット約30店のほか、キッチンカーやワークショップ、軽トラ市も出店されました。
開場時刻から多くの方が訪れ、フリーマーケットの多数の商品の中から掘り出し物を探したり、おいしい料理やスイーツなどを買い求めたり、親子や友達同士でワークショップに参加してオリジナル雑貨作りを体験するなどして、思い思いに楽しんでいました。
「HOLY MARKET」は、今後も年に1回の開催を予定しているそうです。
フリーマーケット会場の様子
ワークショップでモールドール作りを体験した子ども

「第1回 商人道サミット」日野町で開催
5月23日(金曜日)、わたむきホール虹で「第1回 商人道サミット」が開催され、約120名が参加されました。
第1回のテーマは、「日本の三大商人に学ぶ『商人道』の実践」です。まず、一般社団法人100年経営研究機構の後藤俊夫(ごとう としお)さんの基調講演「時代に求められる日本の『商人道』」で「商人道とは何か」について話されました。続いて、3名の専門家が、三大商人(近江商人・伊勢商人・大阪商人)の事例について紹介をし、日野商人の事例では、近江日野商人ふるさと館の岡井健司(おかい けんじ)館長が「近江商人の陰徳善事(いんとくぜんじ)」について話されました。サミットでは、300年以上の長寿経営が多い日本において、「商人道」は「相手への慮(おもんばか)り」であると定義づけられました。「商人道」を人間のあり方そのものであると捉えなおしていくことが重要であるとして、その考えを世界へ発信していく機会としてサミットの開催を継続する旨の宣言がされました。
登壇者・関係者の皆さん
講演中の様子