青雲之志 町長コラム(1月)
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あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和三年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、町政各般にわたり格別のご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。特に昨年は町長選挙が実施され、7月11日から町長に就任をさせていただきました。初心忘れることなく、町政運営に努めてまいります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて昨年は、新型コロナウイルス一色の年となりました。学校の臨時休校や緊急事態宣言などにより社会経済活動が大きく制限されたほか、かけがえのない地域行事やイベントの多くが中止を余儀なくされるなど、悔しい一年となりました。その一方で、昭和30年に1町6村が合併し、現在の日野町が誕生してから65周年を迎える記念すべき年でもありました。諸先輩の皆様が、幾多の困難を乗り越え、町を守り受け継いでくださったおかげで、今日の日野町があります。
令和の時代は、まさに「劇的な変化」の時代です。新型コロナウイルスはもちろんですが、人口減少や少子高齢化など、私達を取り巻く社会環境はめまぐるしく変化しています。先行きも不透明で、これまでの常識や方法が通用しない時代とも言われます。
しかし、時代が変わりゆくなかでも、忘れてはならないことがあります。それは日野町の「誇り」です。明治・大正・昭和・平成と移り行く中で、いつの時代も私達の先人や先輩は常にその誇りを忘れず、時代に適応し、幾多の困難を乗り越えてきました。想いを受け継ぎ、町の将来に責任を持ち、この困難に立ち向かうのは、今の私達です。誇りを受け継ぎ、真正面から困難に立ち向かっていきたいと思います。
町としましても、本年4月から、向こう10年先の方針を定めた「第6次日野町総合計画」がスタートいたします。住民の皆様で構成された総合計画懇話会委員の皆様に熱心にご議論いただき、昨年12月に答申をいただきました。それを受け、町で完成させた計画を、今年3月の日野町議会に提案する予定です。時代の変化に対応し、だれもが輝ける町を、皆様とともに創ってまいります。
結びになりますが、このコロナ禍を乗り越え、希望ある日野町の実現に邁進してまいりますので、一層のお力添えを宜しくお願い申し上げます。新春の門出にあたり、町民の皆様方のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年の挨拶にかえさせていただきます。
広報ひの2021年1月号掲載
日野町長 堀江和博