日野のフォト(令和7年8月)
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五穀豊穣を祈願する「火振り祭」
8月14日(木曜日)、15日(金曜日)に上野田(こうずけだ)と里口で「火振り祭」が行われました。
当日の昼間に「ほいのこ」と呼ばれる子どもたちが、集落内を回ります。締太鼓(しめだいこ)の音が祭の開催を知らせると、夜に向けてだんだんと熱気が高まります。
夕方になると五社神社(ごしゃじんじゃ)の拝殿で盃(さかずき)の儀が行われます。その後、人々は3mほどの松明(たいまつ)にかがり火から火をともし、日野祭の神子(かみこ)3人を中心に行列をつくって雲雀野(ひばりの)へと向かいます。子どもたち(ほいのこ)は、松明が燃えすぎないように「バンバラ竹」と呼ばれる竹で力いっぱい叩きます。
雲雀野では、かけ声とともに松の木をめがけて松明が投げ上げられます。松明が松の木の上にたくさん掛かるとその年は豊作とされています。

かがり火から松明に火をともす人たち
神子を務めた3人
バンバラ竹で松明を叩く様子

日野中学校男子バスケットボール部 全国大会出場の激励会
8月20日(水曜日)、鹿児島県で行われた「第55回全国中学校バスケットボール大会」出場の激励会が日野中学校体育館で行われました。春の県大会・夏の県大会では、2大会連続優勝し、8月上旬に開催された近畿大会では、準優勝に輝き、2年連続の全国大会への出場が決まりました。
小西(こにし)キャプテンは「今までの実力を発揮して勝っていきたい」と話されました。稲垣(いながき)顧問は「たくさん応援してくれる方がいるからバスケができるので、感謝が伝わるような日野中学校らしいプレーをしてほしい」と話されました。
大会では、各ブロックを勝ち進んだ日野中学校を含めた24チームが出場しました。熱戦の結果、ベスト16の成績を収められました。
現在開催中の国スポバスケットボール(少年男子)では、滋賀県代表として3年生の角田康晴(すみだ こうせい)さんが出場されます。

日野中学校男子バスケットボール部の皆さん

日野町平和祈念式典
8月24日(日曜日)、わたむきホール虹で「日野町平和祈念式典」が行われ、約250名が参列されました。
広島市・長崎市への原爆投下、そして終戦から80年を迎える節目の年となる今年度は、戦没者追悼式に加えて、町内の小中学生による戦跡訪問の体験報告会、日野中学生4名と町内の朗読劇サークル「おしゃべりアート」「おはなしパズル」による終戦翌日に自決した内倉中尉一家の悲劇がテーマの朗読劇、日野少年少女合唱団による合唱が行われました。
戦没者追悼式の様子
朗読劇「あの時こんな事が」

米づくりオーナー事業に 「いなか満喫 稲刈り体験」
8月30日(土曜日)、蓮花寺(れんげじ)地先の田んぼで「いなか満喫 稲刈り体験」が開催され、県内をはじめ近隣府県からの参加者49名が稲刈り作業を体験されました。
この事業は、桜谷地域農村RMO推進協議会が立ち上げられた「令和7年度産米づくりオーナー事業」の取り組みで、期間利用契約に申し込まれたオーナーや、ご家族が参加されたものです。5月10日に実施された田植え体験で手植えされた稲が無事に収穫時期を迎え、今回の稲刈り体験が実施されました。
耕作者によって生育管理されてきた水稲の様子は、逐次SNSに掲載されており、苗の成長を見守ってきたオーナーにとっては、待ちに待った収穫となりました。オーナー同士の交流では、新米のおにぎりや鯛そうめんを食され、日野町の環境や食文化を満喫されていました。
今後は、契約されたお米(一口で60kgの玄米)の受け渡しや収穫祭を予定されています。また、事業が好評だったことから、「令和8年産米づくりオーナー事業」も規模を拡大して実施する計画をされています。

参加者の皆さん