地域計画の策定について

農村集落を見渡すと、農業者の高齢化や農地の保全管理が困難なケース等、さまざまな課題が出てきます。今のうちから、どのようにして現在の農村集落を次の世代へつないでいくか、地域でしっかりと話し合い、5年後、10年後の地域の農業と農地利用の姿を具体的に決めていく必要があります。

日野町では、農林課、農業委員会、滋賀県、JAなど関係機関が連携し「地域計画」の策定に向けて取り組みます。

これまでの人・農地プランに目標地図が追記されるイメージです。

• 地域計画＝地域農業のあり方+目標地図

令和7年3月末までに市街化区域を除くすべての地域で作成する必要があります。

この機会に、地域の農業について話し合いましょう。

耕作者の意向、規模の縮小や拡大、後継者の有無等をアンケート調査や話し合いで把握し、地図の作成に反映します。

今後農地の貸借の仕組みが変わり、目標地図に基づいて農地の貸借を行うこととなります。

実際の農地の貸借の権利設定を行う場合、農地所有者と受け手が条件を調整したうえで手続きを行う必要があります（目標地図に示しただけでは、農地の貸借の権利設定がされるものではありません）。

目標地図と異なる農地の貸借を行う場合には、地域計画の変更等手続きが必要です。