日野のフォト(令和4年1月)
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「西大路すまいる・あくしょん」シカの解体で命と食・獣害対策を学ぶ
1月10日(月・祝)、ブルーメの丘で西大路小学校5、6年生とその保護者を対象に、シカの解体を通じて命と食・獣害対策を学ぶ研修会が行われました。
「西大路すまいる・あくしょん」は地元の有志で構成する西大路通学合宿実行委員会が西大路小学校5、6年生を対象に月1回ほど行っている活動で、今回は日野町猟友会や有害鳥獣被害対策協議会などの協力を得て開催されました。
児童による事前学習の成果発表と町内のシカによる被害や利活用についての話を聞き、昼食に鹿肉カレーを試食した後、前日に捕獲された野生のシカ2頭の解体を体験しました。
参加された児童と保護者さんは「子も親も初めての体験で驚きもありましたが、私達は命をいただいて生きていると実感できました」と話されていました。
子ども達に絵本の読み聞かせ 22年間ありがとうございました
1月26日(水)、西大路小学校で中山世里子(なかやまよりこ)さんによる絵本の読み聞かせが行われました。
児童達は、中山さんが丁寧にゆっくりと話される言葉を楽しそうに聞いていました。
中山さんは52年前、姫路市で子ども達に本を読むことが好きになって欲しいという思いから読み聞かせの活動を開始されました。日野町に引っ越しされてからは、西大路小学校での読み聞かせや、町内各小学校でのお話し会(おはなしもくもく)、自宅を文庫として開放するなど22年間もの長期にわたり、子ども達の読書活動の推進にご尽力いただきました。
この度、中山さんが日野町を離れられることとなり、これまでの感謝の気持ちを伝えるため、最後の西大路小学校での読み聞かせの後に先生や全校児童からの感謝の手紙や、教育長から感謝状が贈られました。
中山さんは「絵本を通してたくさんの子ども達と出会えて楽しかったです。大人になっても絵本を楽しんでください」と話されました。
長きにわたり、町の子ども達のためにご尽力いただきありがとうございました。