青雲之志　町長コラム（1月）

新年のあいさつ

　あけましておめでとうございます。

　皆様におかれましては、令和5年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は町政各般にわたり格別のご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。町長就任からはや2年半が経過しました。町民の皆様はじめ、関係諸団体・事業所、職員の皆様など、多くの方のお支えのおかげで今日まで務めさせていただいております。この場をお借りして心より感謝を申し上げます。

　昨年もコロナ禍が続きましたが、その一方これまで中止となった多くの行事・イベントが再開される年でもありました。氏郷まつり「夏の陣」と“楽市楽座”、各地区では町民運動会などのスポーツイベントや文化祭も開催いただきました。感染対策に留意しつつも、人と人とがふれあいコミュニケーションをとれる場が再開されてきたことに明るい希望を感じています。今年も町内各地で行事やイベントが無事に開催されますことを心から願っています。

　さて、昨年は多くの重要施策がスタートする年でもありました。車がなくても移動できる地域づくりのために公共交通を再編するプロジェクト「わたむき自動車プロジェクト」、町が誇る文化財や歴史伝統文化を次世代にしっかりと継承するための「文化財保存活用地域計画」の策定、環境保護やCO2を排出しない社会づくりのための「環境基本計画」の策定に着手しました。また日野菜や近江日野牛など「ふるさと納税返礼品」による日野の魅力発信にも積極的に取り組んでいます。それぞれが大きく花開くよう本年も努力していきたいと思います。

　先人・先輩方がすばらしい日野町を今日まで受け継いでくださったように、時代の変化に負けず、力強く町を受け継いでいけるよう、本年も全身全霊で努力してまいる所存です。一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。新春の門出にあたり、町民の皆様方のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のあいさつにかえさせていただきます。