日野のフォト(令和6年7月)
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:7792
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
ブルーメの丘に「せせらぎ小川」オープン
7月1日(月曜日)、滋賀農業公園ブルーメの丘に新しい水遊びエリア「せせらぎ小川」がオープンしました。
「せせらぎ小川」の水深は5cmから30cmなので小さなお子さんも遊ぶことができ、中央にある池では噴水が楽しめます。昨年の「じゃぶじゃぶ池」リニューアルオープンに続き「子どもたちに水遊びをもっと楽しんでもらいたい」との思いで新設されたそうです。オープン以来、家族連れのお客さんでにぎわい、川の中をお散歩したり水のかけあいをしたりして楽しまれています。
ブルーメの丘での水遊びは毎年6月上旬から9月上旬まで利用でき、「バブルバズーカ」などの夏季限定イベントも開催されています。詳細はブルーメの丘のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
せせらぎ小川
水遊びを楽しむ親子
日野の伝統野菜 日野菜漬けの寄贈式
7月3日(水曜日)、つどえば(松尾)で日野菜漬けの寄贈式が行われました。
この日野菜漬けは、JAグリーン近江日野農産物加工施設ででた規定量に満たないものや賞味期限間近な商品を有効活用するために、町内に7か所ある子ども食堂「ひのみんなの食堂」を運営している「ひのみんなの食堂ネットワーク」に寄贈されたものです。
JAグリーン近江特産課の福田義裕(ふくだよしひろ)課長は「日野町の日野菜を町内で使用していただけたらと考えていたため、これからも継続的に寄贈していきたい」と話されました。
「ひのみんなの食堂ネットワーク」代表の奥野(おくの)ふじみさんは「日野菜漬けを12月1日(日曜日)に日野公民館で予定しているクリスマス会などでも活用して、多くの人に知ってもらいたい」と話されました。
奥野さん(写真左)と福田課長(写真右)
寄贈された日野菜漬け
日野小学校と桜谷小学校の6年生が議場を見学
7月11日(木曜日)に日野小学校の6年生、7月12日(金曜日)に桜谷小学校の6年生が日野町議場を見学しました。
4部構成で行われ、第1部の「日野町議会は何をするところ?その1」では、議場内の設備や議会の役割が説明されました。第2部の「日野町議会を探検しよう!」では、正副議長室や議員控室などの部屋を見学しました。第3部の「日野町議会は何をするところ?その2」では、議員・児童の双方から質問するなどして、議会についてさらに学びました。第4部の「日野町役場の仕事を探検しよう!」では、役場内を回って職員が仕事している様子を見ながら各課でどんな仕事をしているのか説明がありました。
(写真は日野小学校の児童の様子です。)
議場で町長の話を聞く児童たち
「日野町に住み続けたいか」の質問に挙手する児童たち
役場見学中に話を聞く児童たち
子どもたちにたくさんの日野体験・経験を!「日野こども職業体験」
「居場所づくりぱれっとしが」が7月22日(月曜日)から8月30日(金曜日)までの夏休み期間に「地域の商店やお店で働いている方の姿を見せることで、働く大変さや地域でこんな仕事があるんだと知ってもらったり、体験や経験をしてもらう機会をつくりたい」との思いから、町内のさまざまなお店で日野こども職業体験が行われました。
7月24日(水曜日)の市川呉服店での職業体験には、町内の小学生7人が参加されました。
初めに子どもたちから「何年やってますか?」「浴衣や着物はどのくらい種類がありますか?」と仕事に関する質問をすると、「昭和6年からなのでもうすぐ100年たちます。おじいさんの代からの3代目です。」「種類はたくさんあります。女性と男性でも形が全然違いますよ。」と時と場合に応じて着る着物の種類などを説明されていました。
説明を聞いた後、子どもたちは着物や袴の着付け体験をされ、きれいな着物を着た子どもたちは「暑いけどかわいい」「卒業式は洋服じゃなくて和服にしたい!」「あんまり好きじゃない色も、今日着てみて好きになりました。」と笑顔になっていました。
8月5日(火曜日)の株式会社西塚商店での職業体験には、町内の小学生6人が参加され、自転車の清掃やタイヤのパンク確認を行いました。子どもたちからの「どのような仕事がありますか」との質問には、「お客さんへの商品の販売や自転車の整備、修理をしています。ほかにも、滋賀県内の自転車屋への販売も行っていますよ」と説明されていました。その後、お店にあるたくさんの自転車が何台あるのか気になった子どもたちは、楽しみながら台数を数え、より自転車へ興味を持つきっかけにもつながりました。
7月24日(水曜日)着付けの仕方をじっと見つめる子ども
7月24日(水曜日)着物を着て笑顔の子ども
8月5日(火曜日)自転車を洗う子どもたち
8月5日(火曜日)タイヤのパンク確認をする子どもたち
歴史あるお祭りを継承していく「火振り祭松明講習会」
7月27日(土曜日)、上野田にある五社神社(ごしゃじんじゃ)で「火振り祭松明講習会」が行われました。
昨年は有志の方で行われていましたが、今年はより多く地元の方が参加されました。
松明には節目が2本になっている「真竹」を使用します。2cmから3cmの幅に割った竹を組み合わせてから間に藁をいれていき、さらにそれを固定するために周りを藁で縛る工程が説明され、それぞれ松明を作っていました。
8月14日(水曜日)、15日(木曜日)の火振り祭の際に松明を持って練り歩く「ほいのこ」をする子どもたちも集まり、太鼓を叩くリズムを教わりながら、練習をしていました。
講習会代表の中野農(なかのつとむ)さんは「先人の思いを感じて、火振り祭の継承のために、松明を1本でも多く持っていきたい」と話されました。
松明を制作する様子
会場の様子
感謝の気持ちを込めて贈るスペシャル・プログラム 第13回オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会
これまで2000年から二年に一度、日野の音楽文化の一つとして愛されてきた「オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会」が、7月28日(日曜日)に行われた第13回目となる演奏会で惜しまれながらもラストコンサートとなりました。
今回の演奏会では、日野祭曳山囃子方交流会(ひのまつりひきやまはやしかたこうりゅうかい)とオーケストラのコラボレーションで、伝統的な日野祭囃子と西洋のオーケストラが見事に組み合わさった、世界初演となる「綿向スピリトゥス」が演奏されました。
作曲された中村典子(なかむらのりこ)氏は「演奏を聞くのはリハーサルを含めて3回目ですが、今日が最も良い演奏となっていて、とても良かったです」と話されました。指揮者の篠﨑靖男(しのざきやすお)氏は最後に「また帰ってきます!」と話され、会場のたくさんのお客さんが盛大な拍手を送っていました。
演奏中の様子