日野のフォト(令和6年9月)
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天下の奇祭「近江中山の芋競べ祭り」台風の影響で神事のみ挙行
9月1日(日曜日)の「近江中山の芋競べ祭り(おうみなかやまのいもくらべまつり)」は、台風10号の接近に伴い野神山(のがみやま)での祭事は中止となりましたが、熊野神社(くまのじんじゃ)で芋を競べる神事が行われました。
「近江中山の芋競べ祭り」は、代々受け継がれてきた850年以上の伝統があるお祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。通常は、熊野神社で三々九度の盃(さかずき)を行ったあと、東西に分かれてそれぞれ別の道で野神山に登ります。野神山では祭場で儀式が行われ、東西で芋の根から葉先までの長さが競われ、そのときのユーモラスな所作から天下の奇祭といわれています。
昔から、西が勝てば豊作、東が勝てば不作といわれており、今年は東が勝ちました。
役員による芋の計測の様子
西大路幼稚園4・5歳児と小学校5年生 稲刈り体験
9月9日(月曜日)、西大路幼稚園4・5歳児と西大路小学校5年生の児童が稲刈り体験をしました。
鎌の扱い方などの説明を聞いたあと、児童たちは、地域の方に教わりながら、手作業で次々と稲を刈り、刈り取った稲を束ねていきました。園児たちは、一人ずつ交代しながら先生と一緒に作業しました。
苗から稲になるまでの管理をされた池田香(いけだかおる)さん(西大路3区)は「”地域の宝 西大路小学校”の子どもたちのために協力させてもらっている」と話されました。
貴重な経験をした園児・児童たちは、「田植えも稲刈りも楽しかった」「鎌で稲を刈る瞬間が気持ちいい」と話し、今年5月に自分たちの手で植えた苗が立派に育って収穫を迎え、実りの喜びを感じたようでした。
池田さんから説明を聞く児童・園児たち
稲刈り体験中の園児
日野小学校「仲良しコンサート」でピアノ鑑賞
9月11日(水曜日)、日野小学校の音楽室で今年度2回目の「仲良しコンサート」が開催されました。
日野小学校では昼休みに毎年4回「仲良しコンサート」を行っており、児童たちにとって音楽と触れ合う貴重な時間となっています。
今回は、滋賀県内でピアノの先生をされている安田未子(やすだみこ)さんと吉島未来(よしじまみく)さんが、子どもにもなじみのあるYOASOBI(ヨアソビ)の「夜に駆ける」や、Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)の「ダンスホール」などの曲を連弾(れんだん)で披露されました。連弾とは1台のピアノを2人で演奏することで、ソロでは弾けない音色の重なりや、迫力があることを児童たちに話されていました。
演奏を聴きに学年を問わずたくさんの児童が音楽室へ訪れ、演奏に合わせて手拍子をしたり、歌を口ずさんだりし、音楽と触れ合いました。
ピアノを演奏されたお二人