南山王祭(ほいのぼり)
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:3703
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
南山王日枝神社の春祭り(ホイノボリの祭)
滋賀県選択無形民俗文化財
「たから」の説明
大窪にある南山王日枝神社の春祭りで、毎年4月4日に行われます。
この祭りは、「ホイノボリ」と呼ばれる幟が奉納されることで知られています。
ホイノボリとは、細長く割った竹ひごに白やピンクの紙をつけた「ホイ」を幟の先から傘のように取り付けた花状の幟で、春の花の季節に疫病が広がらないように、また稲穂が散って不作にならないことを願って行われる鎮花祭を起源とする説と、中世から祭礼に出てくるようになる練り物を起源とする説とがあります。
祭礼当日の朝、氏子22町内が順々にホイノボリを奉納し、10時頃に勢ぞろいします。
氏子たちはホイノボリの下で料理を囲んで会食し、春の訪れを喜び合います。
ホイノボリは、この祭りのほかに6つの神社の春祭りで奉納されており、「日野のホイノボリ」として滋賀県選択無形民俗文化財となっています。